ご挨拶

私たちは北斎が生まれた墨田で平成6年に組合を設立し清掃事務所の歯車として資源回収に関わる事業を続けております、区民の皆様には大変お世話になりホームページを通してですが、ご感謝申し上げますとともにこれからもよろしくお願い致します。
さて平成12年に循環型社会形成推進基本法をはじめとして、循環型社会を目指す多くの関係法案が成立しました。その中で発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生使用(リサイクル)の3Rを廃棄物減量の手段として用いることを規定し、それを適切に滞りなく行うために国や地方自治体、事業者、国民の責務を明確化しました。近年は資源枯渇、環境汚染の観点からリサイクルより優先順位の高いリデュース、リユース、の2Rを重視したライフスタイルの推進が叫ばれています。
実は北斎の生まれた江戸時代は究極の循環型社会でした。庶民の暮らしは大変質素でしたが、「金は天下の回り物、何とかなるさ」と思う気持ちが強く幸福感にあふれた時代だったようです。そんな暮らしの中で着物から灰までリサイクルが商売として成り立ち、日本人の元々の気質なのかもったいないとか、人や物を思いやる気持ちが強く利益を独占することなく少しずつ分配していたようです。現代ではそのようなリサイクル業が段々と成り立たなくなりました。
私たちは区内で元々リサイクルをなりわいとしてきた古紙を扱う紙商、空き瓶を扱う瓶商、産業廃棄物収集運搬業者、17社が集まった組合です。
私たち組合の事業方針は組合事業に係る一人ひとりが謙虚、真摯、安全第一に作業し、大きな事故トラブルを未然に防ぎ、区民の皆様、区と「顔の見える信頼関係」を築くことです。改善には努力を惜しまない所存です、私たちは元々のなりわいもなんとか続けておりますので個々の仕事も承ります。

まず、お気軽にご相談ください。その他、ご意見、ご質問等ございましたら何なりと組合事務局までお申し付けください。どうぞよろしくお願い致します。